新型コロナウイルス感染症時代の避難所マニュアル
- 定価 1,760円(税込)
- 監修:公益社団法人日本医師会
- 編集:公益社団法人日本医師会救急災害医療対策委員会
- 編集代表:山口 芳裕
- B6・80ページ・並製
- 発行年月:2022年03月
- ISBN 978-4-86719-036-4
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
新型コロナ禍に地震や台風,洪水などの災害に見舞われた場合,
どう立ち向かうべきか
地域医師会やJMATをはじめとする災害医療関係者
避難所に詰める行政関係者等 必携
豪雨・台風災害の激甚化が進むわが国で,新型コロナ感染症流行下で災害医療支援活動をどう機能させていくか,
避難所における健康管理・医療支援を,行政や関係者と連携を取りながらどう進めていくのか。
災害医療支援活動の現場および活動計画立案において活用していただきたい。
1 避難所の開設
A.可能なかぎり多くの避難所や避難場所を開設
B.人数制限や分散避難(ホテルや旅館の利用)
C.人材の確保
2 医療資器材の準備
A.避難所が用意すべき物品
B.避難者に用意を促すもの
C.消毒液について(環境消毒含む)
3 避難者の健康状態の確認
A.避難所入所時の健康状態の確認
B.日々の健康状態の確認
Mini Column:避難所における検温の意義
4 自宅療養者や重症化リスク因子を有する避難者
A.新型コロナウイルス感染症で自宅療養している避難者の対応
B.在宅療養者や重症化リスク因子を有する避難者の対応
C.介護・福祉機関の入居者の避難への対応
5 避難所における感染対策
A.個人防護具(PPE)
B.標準予防策
C.接触予防策
D.飛沫予防策
E.空気予防策
F.新型コロナウイルス感染症患者への対応
G.PPEの再利用
6 実際の避難所運営
A.スペースの確保と換気の実施
B.避難所の衛生環境の確保
C.新型コロナウイルス感染が疑われる避難者の対応
D.避難者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合の対応
E.車中泊への対応
F.避難所での感染拡大を防ぐために
Mini Column:コロナ禍の避難所で呼吸器感染症が減少!
7 避難所運営に関するFAQ
8 Appendices
参考資料