高齢者に対する消化器外科手術診療指針2023
- 定価 3,850円(税込)
- 監修:丸橋 繁(厚労科研研究班 研究代表者)
- 編集協力:一般社団法人 日本消化器外科学会
- 編集協力:一般社団法人 日本老年医学会
- B5・104ページ・並製
- 発行年月:2023年03月
- ISBN 978-4-86719-063-0
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
本書には電子書籍版があります。電子書籍版は下記よりご購入が可能です。
高齢者に対する消化器外科手術診療指針2023【電子版】
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高齢者に特化した,消化器外科手術診療指針
米国での高齢者外科医療のガイドライン『Optimal Resources for Geriatric Surgery 2019 Standards』を参考にした,日本の医療システムに適合する,日本版高齢者消化器外科手術診療指針となっています。
・高齢者に対する外科手術における基本項目と周術期管理を中心に解説
・アドバンス・ケア・プランニング(advance care planning;ACP)や社会サービスの充実に関しても言及
・消化器外科医だけでなく,高齢者医療にかかわる専門医,外科病棟看護師,手術部看護師なども必読・必携の内容
・多職種からなるチーム医療の確立や高齢者外科医療の質向上に役立つ一冊
第1章 高齢者消化器外科手術:総 論
スタンダード
1.1 超高齢社会と消化器外科手術
1.2 消化器外科手術の対象となる高齢者の特徴
1.3 高齢者特有の周術期合併症
1.4 高齢者に配慮した院内環境整備
1.5 高齢者外科手術に対する意思決定能力の評価
1.6 高齢者外科医療の品質向上のためのチーム医療
第2章 高齢者消化器外科手術:各 論
スタンダード
2.1 高齢者の全人的な健康目標と治療目標
2.2 患者の価値観に沿った医療
2.3 高齢者の脆弱性の評価
2.4 脆弱性リスク因子に対する周術期対策
2.5 術前多職種カンファレンス
2.6 かかりつけ医とのコミュニケーション
2.7 生活補助具の術後早期利用再開
2.8 入院中の内服薬管理(ポリファーマシー)
2.9 周術期の疼痛コントロール
2.10 高齢者の消化器外科手術後管理
2.11 ハイリスク患者に対する多職種ケア
2.12 退院時の脆弱性指標の評価
2.13 退院時評価情報の伝達
2.14 転院先とのコミュニケーション
第3章 NCD データ登録と利用
スタンダード
3.1 NCD 登録データ収集と評価
3.2 NCD フィードバックシステム
3.3 高齢者外科手術成績向上への取り組み
略語一覧
用語解説
索引