災害医療
医療チーム・各組織の役割と連携
- 定価 3,740円(税込)
- 編集:大橋 教良(帝京平成大学現代ライフ学部)
- B5・210ページ・並製
- 発行年月:2009年02月
- ISBN 978-4-89269-634-3
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
「災害にどう立ち向かい、傷病者をどう助けるか?」
突然起こるさまざまな天災・人災に対し、知っておかなければならない「各組織の役割と連携」・「防災計画」・「災害訓練」など、災害時医療の基本と多くの実例を紹介しています。
救急医はもちろん、災害医療にかかわるすべての方、必読の一冊です。
第 I 章 災害に備える
災害医療に関係する法令/災害に備えるために必要な病院の設備,装備,備蓄,備品/災害訓練;病院を拠点とした訓練の重要性/災害医療研修
第II章 災害医療を支えるもの
災害における各組織の役割/HICS(Hospital Incident Command System)に学ぶ災害時の病院組織の考え方/広域航空医療搬送とSCU(Staging Care Unit)/災害医療における後方支援
第III章 災害時に特有の医療
トリアージ/CSM(Confined Space Medicine)/クラッシュシンドローム/災害による死亡と法医学;個人識別と検案/被災者・遺族・救援者へのこころのケア;救急医に知っていてほしいこと
第IV章 災害の種類別にみた対応
大規模地震災害と病院の対応/水害と病院の対応/大規模交通事故と病院の対応/NBC災害と病院の対応/大規模イベントによるマスギャザリングと病院の対応
第V章 災害派遣の実際
DMATの現場派遣;必要な装備と派遣・運用の実際/避難所における健康管理と医療班派遣/国際緊急援助隊におけるJDR医療チーム派遣の実際
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