子どもの外来看護
- 定価 3,300円(税込)
- 監修:及川 郁子(聖路加看護大学)
- B5・272ページ・並製
- 発行年月:2009年08月
- ISBN 978-4-89269-689-3
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
本書は、日本でははじめてとなる「子どもの外来看護」をテーマにした書籍です。「子どもの権利を尊重した外来看護の役割」「安心・安全に受診できるための外来環境」「外来医療に携わる保育士の役割やスタッフ教育」「外来での基本的技術(子どもへの接し方、トリアージ、検査・処置)」「健康教育」「継続看護や地域連携」などを具体的にまとめております。
外来看護師をはじめ、外来実習に携わる教育者・学生、外来運営の管理者など、外来看護に関わる方必携の一冊になっています。
[総 論]
I 外来医療
外来の現状と課題/外来の機能/病院の外来/診療所の外来
II 外来看護の役割
外来看護とは/子どもたちのための外来看護
III 外来看護の範囲と内容
外来看護の領域/活動内容/外来看護の内容
IV 外来を訪れる子どもや家族の心理と倫理的配慮
診療所・救急外来を受診する子どもと家族/病院の専門外来を受診する子どもと家族
Ⅴ 外来の環境
人的環境/物理的環境
Ⅵ 安全と危機管理
環境整備/システム/感染対策
VII 外来患者管理システムと看護記録
診療情報の基本/外来における具体的な記録/看護記録と小児看護の評価
VIII 外来保育士の活動と連携
小児を取り巻く状況/外来保育士の現況/外来における保育士の役割/保育上の留意点
IX 外来における教育的関わり
学生の実習指導/スタッフの継続教育
[各 論]
I 外来看護での基本的技術
子どもや親への接し方/各診療科の診療介助の特徴とコツ/外来で多い検査や処置時の看護援助/トリアージ/救急処置/相談業務
II 健康教育
家庭での症状への対処/育児指導/事故防止/健康検査と生活指導/服薬指導/予防接種
III 継続看護
継続看護とは/入院から退院後までのケア/キャリーオーバーへの対応/クリティカルパスを用いた関わり/在宅療養指導
IV 地域連携と協働
育児支援/保育所や学校との連携/訪問看護/虐待事例への関わり
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