『在宅新療0-100』は,0歳~100歳までの在宅医療と地域連携を考える専門雑誌です。
弊誌は誌名のとおり,0歳の子どもから100歳を超える高齢者,障害や疾病をもち困難をかかえるすべての方への在宅医療を考えることのできる雑誌であることをめざしています。
すべての方の生活の場での日々の暮らしを支える医療,看護,ケア,さらに地域包括ケアシステムと多職種連携までを考えます。
《 特 集 》
2016年度の診療報酬改定で,何がどう変わる?
企画・構成:奈倉道明(埼玉医科大学総合医療センター)
【特集にあたって】
●2016年度診療報酬改定を読み解き,在宅医療の向かう先を
見極めよう
奈倉道明(埼玉医科大学総合医療センター)
【診療報酬改定のポイント】
<重症者への医療提供はどう評価されたか>
●患者の状態に応じた評価=在宅重症者対応
川島孝一郎(仙台往診クリニック)
<施設への訪問診療はどう評価されたか>
●「地域包括ケアシステム=地域で看取る文化」構築に向け
ての診療報酬改定
小野宏志(医療法人社団心)
<在宅医療専門医療機関はどう評価されたか>
●在宅医療専門医療機関のあるべき姿と2016年度診療報酬の
評価
大石佳能子(株式会社メディヴァ)
<小児在宅医療はどう評価されたか>
●診療報酬改定による小児在宅医療の推進
田中祥介(医療法人田中小児科医院)
<緩和ケア・看取りはどう評価されたか>
●さらなる在宅緩和ケアシステムの充実を
小笠原文雄(医療法人聖徳会小笠原内科)
<訪問看護はどう評価されたか>
●訪問看護ステーションの変化への期待と,求められる訪問
看護の質的向上
田中道子(公益財団法人日本訪問看護財団立あすか山訪問看
護ステーション)
《 連 載 》
★巻頭グラフ★
●家で暮らす“人”を“良”くする 在宅レシピ帖⑥
お肉食べませんか? ソフトステーキ!!(マッシュポテト添
え)
塩野﨑淳子(訪問栄養サポートセンター仙台)
●出たか出ないかだけじゃない 一人ひとりに合う 在宅で
の排便コントロール⑥
もともとの排便周期はどうでしたか?;タイミングの見極め
が大切な脊髄損傷患者の排便コントロール
神山剛一(さいたま新開橋クリニックペルビックフロアセン
ター)
★専門知識★
●診療報酬から読み解く 医療政策の描く未来像⑥
地域医療構想がめざす新たな地域医療提供体制のあり方
奈倉道明(埼玉医科大学総合医療センター)
●教えて!小児在宅 知りたいアレコレ,聞きたいポイント
⑥
小児在宅における予防接種の実際
宮田章子(さいわいこどもクリニック)
●認知症の人との向き“愛”方 看取りまで寄り添う認知症
支援⑥
オレンジ(認知症)カフェの役割
山内勇人(社会医療法人敬和会佐伯保養院)
●高齢者医療を考える “フレイル”について知ろう⑥
フレイル予防からみた社会参加およびソーシャル・キャピタ
ル
吉澤裕世,他(東京女子医科大学看護学部)
●在宅医療で求められる“救急医療”って何だ!?⑥
カテーテル管理をやさしくスムーズに行うコツ
柳川勇人(やながわ在宅クリニック)
★運営・制度★
●Q&Aでみるみるワカル 在宅医療の制度とノウハウ⑤
平成28年度診療報酬改定
単一建物診療患者,同一建物居住者ってナニモノ?
永井康徳(医療法人ゆうの森)
●夢も苦労もてんこもり 訪問看護ステーション運営七転び
八起記⑥
立ち上げ開始期その2
多職種連携の本質を初めて実感する
福田裕子(まちのナースステーション八千代)
★実 践★
●在宅医療の基礎知識 手技からケアまで〔医療デバイス編
〕⑥
膀胱瘻・腎瘻
一戸由美子(社会医療法人河北医療財団河北家庭医療学セン
ター)
黒崎恵子(JCHO東京新宿メディカルセンター訪問看護室)
●薬剤師が伝えたい 在宅医療に必要な薬の知識⑥
相互作用(その6)
レボフロキサシン錠vs酸化マグネシウム末
鷹野 理(三井記念病院)
●どくとる元商社マンボウ在宅記③
外回りドクター春夏秋冬
太田 敦(医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック)
★体 験★
●私の在宅履歴書 縁あって始めました⑥
在宅ホスピスへの遠い道
二ノ坂保喜(医療法人にのさかクリニック)
★対 談★
●care well cafe 秋山正子さんに聞く⑥
“患者”がその人らしく生きる姿に,すべての医療者が出会
えるようはたらきかけたい
第6回ゲスト:黒崎恵子(CHO東京新宿メディカルセンター
)
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