『在宅新療0-100』は,0歳~100歳までの在宅医療と地域連携を考える専門雑誌です。
弊誌は誌名のとおり,0歳の子どもから100歳を超える高齢者,障害や疾病をもち困難をかかえるすべての方への在宅医療を考えることのできる雑誌であることをめざしています。
すべての方の生活の場での日々の暮らしを支える医療,看護,ケア,さらに地域包括ケアシステムと多職種連携までを考えます。
《 特 集 》
在宅でのがん性疼痛マネジメント
企画・構成:茅根義和(株式会社東芝 東芝病院)
【特集にあたって】
●切れ目のない緩和ケアを提供できるよう,在宅での症状緩和の質を問い直そう
茅根義和(株式会社東芝 東芝病院)
【総 論】
●がん性疼痛マネジメントの重要なポイント;
疼痛緩和の基本を理解し,患者の在宅療養を支える
茅根義和(株式会社東芝 東芝病院)
【各 論】
●マネジメントでぶれないための在宅がん性疼痛アセスメント
宇野さつき(医療法人社団新国内科医院)
●非オピオイド鎮痛薬とオピオイドの使い方
髙橋尚子(東京都健康長寿医療センター)
●鎮痛補助薬の使い方
浜野 淳(筑波大学)
●内服が困難なときのがん性疼痛マネジメント
青木 茂(医療法人社団心 坂の上ファミリークリニック)
《 連 載 》
★巻頭グラフ★
●家で暮らす“人”を“良”くする 在宅レシピ帖 ⑫
手づかみOK! もっちりじゃがいも餅
塩野﨑淳子(訪問栄養サポートセンター仙台)
●出たか出ないかだけじゃない 一人ひとりに合う 在宅での排便コントロール ⑫
排便機能を評価して,排便の自立を支援する
神山剛一(さいたま新開橋クリニックペルビックフロアセンター)
★専門知識★
新連載
●ロコモを知り,ロコモを防ぐ 在宅で取り組みたいロコモ対策 ①
ロコモとは何か? ロコモの基礎知識;
高齢社会とロコモの進展
安部能成(千葉県立保健医療大学)
●認知症の人との向き“愛”方 看取りまで寄り添う認知症支援 ⑫
支援を通した学び(その1)
面接・関係性構築および支援の“コツ”
山内勇人(社会医療法人敬和会佐伯保養院)
●教えて!小児在宅 知りたいアレコレ,聞きたいポイント ⑫
小児在宅における栄養;
年齢や環境に合わせた食育
梶原厚子(医療法人財団はるたか会・NPO法人あおぞらネット)
新連載
在宅がん看護のあり方と魅力 事例から読み解く 在宅がん看護のレシピ集 ①
認知症のがん,独居でも家で死ねます
倉持雅代(浅草医師会立訪問看護ステーション)
★実 践★
●どくとる元商社マンボウ在宅記 ⑥
多職種連携に必要なものは?
太田 敦(医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック)
●薬剤師が伝えたい 在宅医療に必要な薬の知識 ⑫
相互作用(その12)
アゼルニジピン錠 vs グレープフルーツジュース
鷹野 理(三井記念病院)
★運営・制度★
●マインドを共有できる 在宅療養支援診療所の運営術 ⑤
「人財」は磨くほどに輝く!
木原信吾(医療法人ゆうの森)
●夢も苦労もてんこもり 訪問看護ステーション運営七転び八起記 ⑫
低迷期(その2)
将来像を示し,想いは曲げない!
福田裕子(まちのナースステーション八千代)
★体 験★
●私の在宅履歴書 縁あって始めました ⑫
心配するよりまず実行。地域のニーズに沿った医療を,背伸びせずに届け続けて
苛原 実(医療法人社団実幸会いらはら診療所)
★対 談★
care well cafe 秋山正子さんに聞く ⑫
白衣を着たらスーパーマン,でも脱いだら何もできない。
そんな天使じゃ地域へは飛び立てない!
第12回ゲスト:間渕由紀子(国立市在宅療養何でも相談窓口)