在宅新療0-100 2017年2月号

在宅新療0-100 2017年2月号

高齢者救急

在宅医療に役立つ救急の知識

  • 定価 2,310円(税込)
  • 第2巻第2号
  • B5判・96ページ
  • 雑誌コード 14081

在宅新療0-100』2017年2月号は,

『救急医学』との共通テーマ「高齢者救急」に挑戦!!

今月は『在宅新療0-100』と『救急医学』の2誌で同様のテーマ「高齢者救急」を取り上げます。

本誌『在宅新療0-100』では,
救急医療の現状や高齢者急変対応に役立つ知識をピックアップして取り上げ,
救急医療側との共通言語になるような一冊になっています。

一方『救急医学』では,高齢者診療におけるポイントはもちろん,
高齢者と医療のかかわり方に目を向けて,
その制度やシステム,在宅医療の役割などにも迫っています。

表裏一体,救急医療と在宅医療の相互理解を
深めていただくための特集になることを願っています!

《 特 集 》

高齢者救急;
在宅医療に役立つ救急の知識

企画・構成:太田祥一(医療法人社団親樹会恵泉クリニック)

【特集にあたって】

●在宅医療と救急医療の協働が,地域包括ケアシステムを充実させる
太田祥一(医療法人社団親樹会恵泉クリニック)

【制度と知識】

●救急医療体制を知る
新井隆男(東京医科大学八王子医療センター)

●病院前救急医療体制と看取り,その制度を知る
田邉晴山(救急振興財団救急救命東京研修所)

【実践のために】

●在宅医療で防げる急性増悪の入院のエビデンスを探る
長濵誉佳(JCHO東京山手メディカルセンター)

●在宅高齢者の増悪・急変に多い病態;病態理解からの対応
~救急医療からの振り返り~
遠藤拓郎(関東労災病院)

●高齢者の予期せぬ急変(CPA)
~最適な対応のために~
髙平修二(埼玉医科大学国際医療センター),他

●在宅高齢者の急性増悪や急変を予測,回避するための身体診察とエビデンス
上田剛士(洛和会ヘルスケアシステム洛和会丸太町病院)

《 連 載 》

★巻頭グラフ★

●家で暮らす“人”を“良”くする 在宅レシピ帖 ⑬
1品でバランスよく ソフトお好み焼き
塩野﨑淳子(訪問栄養サポートセンター仙台)

●出たか出ないかだけじゃない 一人ひとりに合う 在宅での排便コントロール ⑬
排便管理に役立つ腹部X線写真の読影ポイント
神山剛一(さいたま新開橋クリニックペルビックフロアセンター)

●maggie’s tokyo見学記
空間と人の力を借り自分を取り戻す場所
佐藤元美(一関市国民健康保険藤沢病院)

★専門知識★

●ロコモを知り,ロコモを防ぐ 在宅で取り組みたいロコモ対策 ②
ロコモの広がり 個人的レベルの広がり;
ロコモ,筋・骨連関,メタボ
安部能成(千葉県立保健医療大学)

●在宅がん看護のあり方と魅力
事例から読み解く 在宅がん看護のレシピ集 ②
主治医はだれ? 総合病院で多科併診歴のある患者を地域で看る
柏谷優子(辻仲病院柏の葉)

●教えて!小児在宅 知りたいアレコレ,聞きたいポイント ⑬
成人期に達した重症心身障害者の在宅医療の問題
星野大和(あおぞら診療所新松戸)

★実 践★

●薬剤師が伝えたい 在宅医療に必要な薬の知識 ⑬
相互作用(その13)
ミチグリニドカルシウム水和物錠vsロルノキシカム錠
鷹野 理(三井記念病院)

★運営・制度★

●マインドを共有できる 在宅療養支援診療所の運営術 ⑥
へき地をまるごと診る!
木原信吾(医療法人ゆうの森)

●夢も苦労もてんこもり 訪問看護ステーション運営七転び八起記 ⑬
低迷期(その3)
女性が輝ける職場を目指して
福田裕子(まちのナースステーション八千代)

★体 験★

●十人虹色 在宅医療で大切なことは,患者さんが教えてくれた ⑦
ワンマン亭主ここにあり
矢野博文(医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック)

●私の在宅履歴書 縁あって始めました ⑬
きっかけは,妻の祖父が寝たきりに
大石明宣(医療法人信愛会社会福祉法人明世会)

★対 談★

●care well cafe 秋山正子さんに聞く ⑬
病棟では見えていなかった患者の暮らし
在宅での感激を,1人でも多くの看護師に知ってほしい
第13回ゲスト:畠山貴江(一関市国民健康保険藤沢病院)

関連書籍

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