好評「心電図モニター」最新改訂版
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【本書の概要】
1987年刊行の初版から好評の「心電図モニター」最新改訂版。書籍全体の構成を,心停止波形,頻脈性不整脈(心室性から上室性),徐脈性不整脈などと,可能なかぎり重症度の高い心電図波形から扱い,内容も波形の見方や解釈の仕方をメインとして,大切な事項に絞ることでより読みやすく生まれ変わりました。
【ポイント】
① 各項目に示す、以下の構成が心電図波形の理解を深めます。
・基本となる波形の見方のPointをピックアップ
・心臓内の電気の流れをイラスト化
・関連する(参考となる,誤りやすい)波形の特徴を色分け
② 判型をB5判にしてよりコンパクトに、レイアウトを刷新してより見やすく!
※サンプルページを上記「立ち読み」からご覧いただけます!
Ⅰ章 心電図モニターの基本的事項
1 心電図モニターの誘導
2 心電図の基本的波形
3 正常洞調律
4 洞性頻脈と洞性徐脈
・不整脈を理解するための解剖学的知識
・リエントリーについての知識
・標準12誘導心電図検査
Ⅱ章 心停止の4つの波形
1 除細動が必要な2つの波形 心室細動/無脈性心室頻拍
2 除細動の適応のない2つの波形 無脈性電気活動/心静止
Ⅲ章 頻脈性不整脈
1 心室性不整脈 心室頻拍
2 心室性不整脈 非持続性多形性心室頻拍
3 上室性不整脈 心房細動
4 上室性不整脈 心房粗動
5 上室性不整脈 上室性頻拍
6 上室性不整脈 WPW症候群
7 上室性不整脈 偽性心室頻拍
・カテーテルアブレーション
Ⅳ章 徐脈性不整脈
1 洞房ブロック
2 1度房室ブロック
3 2度房室ブロックType1(Wenckebach型)
4 2度房室ブロックType2(MobitzⅡ型)
5 高度房室ブロック
6 3度房室ブロック(完全房室ブロック)
7 洞不全症候群
Ⅴ章 ペースメーカー
1 人工ペースメーカー
2 ペーシング不全
3 デマンドペースメーカー
4 DDDペースメーカー
5 両心室ペーシング(心臓同期療法;CRT)
6 ICDと抗頻拍ペーシング
7 CRT-D
・ペースメーカーの知識
Ⅵ章 その他の不整脈
1 上室性期外収縮
2 心室性期外収縮(散発性)
3 心室性期外収縮(頻発性)
4 心室性期外収縮(二段脈,三段脈)
5 脚ブロック
6 複雑な不整脈(1)
7 複雑な不整脈(2)
Ⅶ章 波形の変化をとらえる
1 虚血 心筋虚血とST部分の変化
2 虚血 心筋梗塞の経過とST,Tの変化
・冠動脈の検査と治療の知識
3 電解質異常 血清カリウム値とT波の変化
4 心房負荷 左右の心房負荷とP波の変化
Ⅷ章 緊急時対処の基本的手技
1 自動体外式除細動器
2 電気ショック
3 経皮ペーシング
4 経静脈ペーシング
モニター波形一覧