在宅新療0-100 2017年3月号

在宅新療0-100 2017年3月号

入院させない在宅医療

慢性安定期の確立を目指して

  • 定価 2,310円(税込)
  • 第2巻第3号
  • B5判・96ページ

『在宅新療0-100』は,0歳~100歳までの在宅医療と地域連携を考える専門雑誌です。
弊誌は誌名のとおり,0歳の子どもから100歳を超える高齢者,障害や疾病をもち困難をかかえるすべての方への在宅医療を考えることのできる雑誌であることをめざしています。
すべての方の生活の場での日々の暮らしを支える医療,看護,ケア,さらに地域包括ケアシステムと多職種連携までを考えます。

《 特 集 》

入院させない在宅医療;
慢性安定期の確立を目指して

企画・構成:武知由佳子(医療法人社団愛友会いきいきクリニック)

【特集にあたって】

在宅での慢性安定期を確立しよう
医療スタッフのかかわりを,点から線に・面に,チームアプローチに!
武知由佳子(医療法人社団愛友会いきいきクリニック)

【慢性呼吸不全の安定期を確立する】

医師の立場から
慢性呼吸不全慢性安定期の確立;入院させたら危険?!
武知由佳子(医療法人社団愛友会いきいきクリニック)

訪問看護師の立場から
自分らしい在宅療養の継続のために
入院回避のための訪問看護の実際
古賀幸恵(社会医療法人財団石心会さいわい訪問看護ステーション)

理学療法士の立場から
できるだけ入院させない在宅医療
在宅療養支援診療所で働く理学療法士として
横田直子(医療法人社団愛友会いきいきクリニック訪問リハビリテーション)

【慢性心不全の安定期を確立する】

医師の立場から
いかにして重症心不全患者の在宅療養を継続させるか
岡山 大(ゆみのハートクリニック在宅診療部),他

訪問看護師の立場から
非がんの患者・家族の意思決定を支える看護の視点
岩本ゆり(楽患ナース訪問看護ステーション)

理学療法士の立場から
重症心不全・終末期においても,患者・家族のDemandを
生活活動の専門職としてサポートする
井上真吾(ゆみのハートクリニック訪問リハビリテーション部),他

《 連 載 》

★巻頭グラフ★

●家で暮らす“人”を“良”くする 在宅レシピ帖 ⑭
卵と豆腐でもう1品 市販品アレンジメニュー
塩野﨑淳子(訪問栄養サポートセンター仙台)

●出たか出ないかだけじゃない 一人ひとりに合う 在宅での排便コントロール 最終回
小児在宅医療における排便管理
神山剛一(さいたま新開橋クリニックペルビックフロアセンター)

★専門知識★

●教えて!小児在宅 知りたいアレコレ,聞きたいポイント ⑭
小児在宅におけるNPPVの適応と課題
近藤陽一(あおぞら診療所墨田)

●ロコモを知り,ロコモを防ぐ 在宅で取り組みたいロコモ対策 ③
ロコモの広がり社会的な広がり;
家族・介護と国民医療費
安部能成(千葉県立保健医療大学)

●在宅がん看護のあり方と魅力
事例から読み解く 在宅がん看護のレシピ集 ③
認認でも家にいることができます!
夫婦共に認知症の人への支援を考える
濱本千春(YMCA訪問看護ステーション・ピース)

●認知症の人との向き“愛”方 看取りまで寄り添う認知症支援  ⑬
支援を通した学び(その2)
薬物療法の“コツ”~その1~
山内勇人(社会医療法人敬和会佐伯保養院)

★実 践★

●どくとる元商社マンボウ在宅記  ⑦
初めの出会いがすべて
太田 敦(医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック)

●薬剤師が伝えたい 在宅医療に必要な薬の知識  ⑭
相互作用(その14)
アカルボース錠vs大建中湯
鷹野 理(三井記念病院)

★体 験★

●在宅あるある絵日記 今日も訪問日和 新連載
猫舌なもんで…
永井康徳(医療法人ゆうの森理事長),他

●私の在宅履歴書 縁あって始めました ⑭
家庭医として,地域と子どもたちの未来のために
小倉和也(はちのへファミリークリニック)

★Report★

●「吉里吉里人」訪問記
東日本大震災時,独立心旺盛な避難所があった;
地域の自立の神髄(住民力)を学ぶ 前篇
栗原正紀(長崎リハビリテーション病院,日本リハビリテーション病院・施設協会)

★対 談★

●care well cafe 秋山正子さんに聞く ⑭
「人として大事にされた経験」が
尊厳あるケアの根っこを支えてくれるのです
第14回ゲスト
米澤純子(東京家政大学看護学部)

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