精神保健学/序説
- 定価 3,300円(税込)
- 著者:篠崎 英夫
- 四六判・320ページ・上製
- 発行年月:2017年05月
- ISBN 978-4-89269-920-7
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
行政官として長年,厚生労働省・WHOで精神保健福祉施策の中心に身を置いた後,臨床・教育にも携わってきた著者ならではの広い視点・深い洞察に基づいてまとめられた,他に類をみない「精神保健学」の教材である。
精神保健・精神医療の歩みをその背景とともに振り返った上で,とくに自殺,アルコール依存症,タバコ依存症,認知症について深く掘り下げて分析・検証し,今後の方策が語られる。また,人権問題についても具体的にわかりやすく解説。
まさに,生きた「精神保健学」が学べる珠玉の一冊である。
第1章 精神医学と医療の歩み
第2章 日本の精神保健と精神医療の歩み
第3章 日本人の精神保健の危機
第4章 認知症患者への総合的アプローチ
第5章 精神障がい者の人権を考える
第6章 戦後医療のエポックと医療行政 (対談)