脳死
概念と診断、そして諸問題
- 定価 6,600円(税込)
- 監訳:有賀 徹(昭和大学医学部救急医学)
- 監訳:横田 裕行(日本医科大学大学院医学研究科救急医学分野)
- B5・250ページ・並製
- 発行年月:2013年01月
- ISBN 978-4-89269-788-3
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
本書は、脳死の病態やその診断に関して歴史的、宗教的な視点からの議論に始まり、また最新の知見まで網羅した、まさに「脳死学」という内容です。
第1章 脳死の概念の歴史
第2章 脳死の神経学
第3章 信仰と脳死
第4章 脳死とそれを批判する人々
第5章 脳死後の臓器提供
第6章 脳死の臨床的問題
判定者としての資格/判断に慎重を要する状態/酸‐塩基の障害/電解質異常/急性中毒/補助検査の信頼性/補助検査と交絡因子/原発性脳幹病変/脊髄反射の解釈における不確実性/人工呼吸器のAutocycling/慢性高二酸化炭素血症と無呼吸テスト/無呼吸テストの中断/無呼吸テスト中の呼吸/心肺蘇生と脳死/膜型人工肺と脳死/無脳症と脳死/Shaken Baby Syndromeと脳死/妊婦の脳死/脳死における法律上の課題/脳死の受け入れに対する家族の反対/脳死患者からの精子と卵子の摘出/臓器移植と循環動態が不安定なドナー/受刑者における臓器提供/臓器移植、承諾とコスト/臓器提供と恩恵の贈呈
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