「ストーマ装具選択基準」で導く ストーマ装具選択の実際
- 定価 3,740円(税込)
- 著:大村 裕子(東京オストミーセンター代表)
- B5・180ページ・並製
- 発行年月:2011年03月
- ISBN 978-4-89269-720-3
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
「多くのストーマ装具から何を選択すればいいの?」「あのストーマ装具を選択して本当に正解だった?」「勘や経験に頼らないストーマ装具選択をしたい!」
本書は、そんなナースのための書籍です。「皮膚・排泄ケア認定看護師」が実際に経験した症例を、「ストーマ装具選択だけ」にポイントを絞り、「ストーマ・フィジカルアセスメント」をし、「ストーマ装具選択基準」に照らして、最終的にどのようなストーマ装具選択を行ったのかの詳細な経過を、数多くの鮮明なカラー写真とわかりやすい記述でまとめた本書。すべてのストーマケアに関わる方々の「必読書」です。
I ストーマ装具選択基準作成までの経緯と基準活用の考え方
II ストーマ・フィジカルアセスメントツール
III ストーマ装具選択に必要な装具分類
1 ストーマ周囲陥凹により頻回な便漏れを繰り返していたケース
2 ストーマに連結する深い皺がストーマに覆いかぶさるケース
3 回腸双孔式ストーマ造設後の多量な排泄物による皮膚障害を発生したケース
4 ストーマに連結する皺のある回腸導管のケース
5 スキントラブルや合併症がなくスムーズに社会復帰できたケース
6 陥凹ストーマで腹壁が柔らかい患者のストーマ装具の再アセスメント
7 ストーマ早期合併症と正中創離解後の腹壁陥凹が管理困難を引き起こしたケース
8 超肥満によりストーマ排泄口の高さが大きく変化し,装具選択に難渋したケース
9 便の漏れや皮膚障害が見られ,再アセスメントの後,新たに装具選択を行ったケース
10 退院後の体重増加に伴う腹部状態の変化により装具変更が必要となったケース
11 進行がんの化学療法中にストーマ旁ヘルニアと腸脱出が発生したケース
12 急激な体重減少により腹壁の変化をきたしたオストメイトのケース
13 骨突起の近くに造設された非突出型の巨大ストーマのケース
14 造設後 40 年近く経過したストーマに,新たに装具選択を行ったケース
15 ストーマ旁ヘルニア,体重減少により腹壁が変化した患者のケース
16 陥凹・狭窄のため排泄物が装具から漏れ,頻回な装具交換を余議なくされていたケース
17 成長発達を考慮した装具選択をすすめた小児小腸ダブルストーマのケース
18 腹壁の状態が変化しやすいイレオストミーを保有した活動性の高い小児のケース
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