2020年4月6日 更新

『改訂第2版 薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト』訂正のお知らせ

ご好評をいただいております『改訂第2版 薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト』(監修:日本病院薬剤師会,日本臨床救急医学会/ISBN 978-4-89269-949-8)におきまして、下記の通り訂正箇所がございますので、お知らせ申し上げます。
お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしましたこと、伏してお詫び申し上げます。


【修正箇所】
p.29 Ⅱ-2.「薬剤の適正使用と薬物動態」
修正箇所 左段下から3行目~右段6行目のパラグラフのうち,右段1行目の部分(下記,赤字の部分が修正箇所)

(修正前)「濃度依存的な殺菌作用やPAEを有する抗菌薬はCmax/MICやAUC/MICが効果と相関し、最大効果を得るためにはCmaxを高くすることが重要である。
そのため、1回の投与量を増やすよりも、投与回数を増加させたり点滴時間を延長し、血中濃度がMICを超える時間を延長させることが適しており、近年タゾバクタム/ピペラシリンの4時間点滴のエビデンスが確立しつつある」

(修正後)「濃度依存的な殺菌作用やPAEを有する抗菌薬はCmax/MICやAUC/MICが効果と相関し、最大効果を得るためにはCmaxを高くすることが重要である。
一方、%T≧MICがパラメータとなる薬剤は、1回の投与量を増やすよりも、投与回数を増加させたり点滴時間を延長し、血中濃度がMICを超える時間を延長させることが適しており、近年タゾバクタム/ピペラシリンの4時間点滴のエビデンスが確立しつつある」

なお、本訂正につきましては次回増刷時に反映予定です。

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