在宅医療マニュアル ココキン帖 第2版

在宅医療マニュアル ココキン帖 第2版

在宅医必携 ココロエとキンキ

  • 定価 4,180円(税込)
  • 編著:市橋亮一(医療法人かがやき 総合在宅医療クリニック 理事長)
  • 編著:紅谷浩之(医療法人オレンジグループ 代表)
  • 編著:竹之内盛志(一宮西病院 総合内科部長/卒後臨床研修センター長)
  • 2版・A5変形・292ページ・並製
  • 発行年月:2025年04月
  • ISBN 978-4-86719-113-2
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

本書には電子書籍版があります。電子書籍版(個人向け)は下記よりご購入が可能です。

在宅医療マニュアル ココキン帖 第2版【電子版】
医書jp: https://store.isho.jp/search/detail/productId/2506822540


初版から6年,在宅医療実践者のためのマニュアル第2版

在宅医として必須・必携の心得(ココロエ)と禁忌(キンキ)を盛り込みました

 

在宅医として知っておきたい10の視点+αと,在宅医療で日常的によく出合う21の臨床・実践から,在宅医のアタマの中を見える化! 編著者らの実践・臨床経験に基づいて,在宅医療の日常診療に焦点化した実践のためのマニュアルが,6年を経ての改訂です。

ココキン」の由来は,編著者らの実践経験に基づく在宅医療に必須の「ココロエ(心得)」と「キンキ(禁忌)」など,エキスパートオピニオンをふんだんに盛り込んだ内容から。在宅医としてのかかわりが始まる「カンファレンス」から「初診」「慢性期」「ACP/人生会議」まで,実臨床の時系列に沿って,在宅医療の“知”を凝縮した本書では,著者らの豊富な経験と探求に基づく要点と鉄則が学べます。

初版の凝縮度に加えて第2版では,全人的医療の視点に基づき,症例を振り返りアプローチのポイントを解説。高齢者を患者としてだけではなく人として支える視点に気づける構成を追加しました。また,6年間の新しいエビデンスも盛り込み,在宅医療の実践マニュアルとしてますますの充実を図っています。

在宅医療実践者のための手引き・実学書として必携の“在宅医療マニュアル「心得 禁忌」帖”,略して「ココキン」,第2版も引き続きご愛読ください。

総論

高齢者診療のエッセンス;Goal-BPSと5Msで患者・家族を俯瞰する

在宅医として押さえておきたい10のこと+α

1 在宅医療を始めるための8つのステップ
2 地域ケアのコンテクストで未来もみる
3 治療介入が多くなりすぎるという問題を真剣に捉える(Burden of Treatment theory;治療負担理論とは)
4 初診時に気をつけること
5 多職種連携/病診連携;とくに,ケアマネジャー・訪問看護師との連携のコツ・勘所
6 カンファレンスの本質とは何か?
7 物品はケチケチすべきか?
8 主治医意見書の要点は?
9 困難事例は成長のチャンス
10 医師会と連携することの重要性
+α 在宅医療を始めるうえでのレセプト記載キソのキソ

21の実践にみる 在宅医のアタマの中

[慢性期]
01 がん/疼痛管理

[慢性臓器障害]
02 心不全
03 COPD(慢性閉塞性肺疾患)
04 慢性腎臓病(CKD)
05 肝硬変
06 ALS(筋萎縮性側索硬化症)
07 認知症

[老年症候群]
08 食べられない
09 ポリファーマシー
10 排尿障害
11 褥 瘡
12 老 衰

[急性期]
13 誤嚥性肺炎
14 緊急対応

[在宅医療に特徴的な介入]
15 リハビリテーション
16 小児在宅医療
17 気管切開
18 胃瘻・NGチューブ
19 ACP/人生会議(advance care planning)
20 独 居
21 遺された家族へのケア(グリーフケア)

Note

「おせっかい」の科学
ポジティヴヘルス
がんの看取り
がん患者の呼吸困難の緩和
高齢者の高血圧
高齢者の脂質異常症
高齢者の糖尿病
減酒のすすめ
パーキンソン病の終末期は突然で,対応が難しい
せん妄をアセスメントする
便秘の治療
不眠症をアセスメントする
圧迫骨折のアプローチ
発熱のアプローチ;熱の原因部位を特定しよう
転倒予防と骨粗鬆症
在宅医療 物品必携;カバンの中

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