2.) 現代の子ども・家族の特徴と在宅医療
堀　妙子（京都橘大学看護学部）

3.) 小児在宅医療を取り巻く社会資源とその活用
矢部和美（静岡県立こども病院看護部〔地域医療連携室〕）
Ⅱ　子どもと家族が主体となる在宅医療と看護

1.) 親であること，家族であること，自分らしくあること，そのための在宅医療；小児在宅ケアガイドラインの視点から
奈良間美保（名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻）

2.) 子ども・家族と医療チームの協働；看護の役割
松岡真里（高知大学教育研究部医療学系看護学部門臨床看護学講座小児看護学）

3.) 家族や医療者が経験の語りをとおして感覚を共有する取り組み；PaFaCC勉強会・小児在宅ケアコーディネーター研修会における事例検討
花井 文（名古屋大学大学院医学系研究科），他
Ⅲ　小児在宅医療を支えるチームアプローチ

1.) 子どもと家族を支える急性期医療と医療連携；小児緩和ケアの視点から
岡崎 伸（大阪市立総合医療センター小児神経内科）

2.) 訪問看護でつながる子どもの在宅医療と福祉
梶原厚子（医療法人財団はるたか会・NPO法人あおぞらネット）

3.) 在宅医療を必要とする子どもの生活を地域で支える取り組み；相談支援専門員の立場から
西村 幸（松山市障がい者南部地域相談支援センター）

4.) 在宅医療における子どものリハビリテーションと多職種連携
張本浩平（合同会社gene），他

5.) 在宅医療を必要とする重症心身障がい児と家族を地域で支える支援の取り組みと課題
都竹淳也（岐阜県健康福祉部地域医療推進課障がい児者医療推進室）

6.) 重症心身障害児（者）が地域で普通に生活し，心豊かに生きるための取り組み
小林不二也（社会福祉法人インクルふじ生活介護事業所でら～と）
Ⅳ　子どもの病気の経過と在宅看護

1.) 突然の病気で障がいをもった子どもの親の体験と在宅看護
杉本智美（静岡県立こども病院看護部）

2.) 出生時から医療を必要とする子どもと家族の体験と在宅看護；NICU退院支援で求められること
品川陽子（大分県立病院看護部）

3.) 進行する病気とともにある子どもと家族の体験と在宅看護
加藤真知子（千葉県こども病院４階西病棟）
Ⅴ　子どもの発達と家族を支える在宅看護

1.) 出産前後にある家族を支える取り組み
古田恵香（名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻健康発達講座）

2.) 親・家族になる過程を支える取り組み；医療型障害児入所施設における「親子入所」をとおした支援
大橋麗子（岐阜大学医学部看護学科），他

3.) 重症心身障害児が社会とつながり成長していくことを共に見守る看護；訪問看護の立場から
佐々木佐代子（社会福祉法人創仁会東葛医療福祉センター光陽園）

4.) 家庭・地域社会で生活する子どもの自立を支える取り組み；二分脊椎の子どもの排尿セルフケアを例にして
堂前有香（千葉県こども病院看護局）

5.) 子どもの学校生活をより充実したものにするための取り組み；特別支援学校の生活と児童発達支援・放課後等デイサービスとの連携
中島るり子（大阪府立箕面支援学校），他

6.) 重症心身障がい児における子どもから成人への移行期を支える取り組み
丸 光惠（東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科国際看護開発学分野），他
Ⅵ　治療過程をとおして子どもと家族を支える看護

1.) 治療の選択をとおして「親であること」「家族であること」を支える取り組み；重症心身障害児の胃瘻を中心に
大須賀美智（名古屋大学大学院医学系研究科）

2.) 在宅医療への移行において子ども・家族が主体となる支援
松田千恵（長野県立こども病院在宅支援病床）

3.) 養育力の支えを必要とする家族の在宅看護；気管切開管理が必要となった子どもと家族への養育支援
川口めぐみ（大阪府立母子保健総合医療センター３階東棟）

4.) 在宅医療を継続する子どもと家族の災害への備え
上原章江（伊東市民病院外来）

5.) 病院のなかでも「家族であること」を支えるケア；長期入院が必要な子どもと家族へのケア
大平麻衣（独立行政法人国立病院機構四国こどもとおとなの医療センターすみれいろの丘病棟）
Ⅶ　関連寄稿

1.) 小児医療から成人医療に移り感じたこと；与えられた体と環境のなかで
遠藤明子
2.) 初心忘るるべき!?
加藤 歩