よくわかるアディクション問題

¥ 1,980 税込

商品コード: 978-4-89269-957-3

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アルコール依存・薬物依存・ギャンブル障害だけではない
摂食障害も窃盗もDVだってアディクション(の可能性あり)


アディクションという言葉を耳にする機会が最近多くなってきています。
「アディクションって依存症でしょ?」
たしかに依存症もアディクションです。では、なんで依存症になるのでしょう。
本人の意志が弱いから?過酷な環境?
そしてこんな疑問も。
そもそも本当に「アディクション=依存症」?

本書は、アディクションとそれが引き起こす「アディクション問題」について、わかりやすく解説しています。上記のような疑問も本書を読めば解決するはずです。

対人援助職だからこそ正しい知識を!


アディクション問題は、本人はもちろん、周りに大きく影響を及ぼしながら進行していきます。
生活問題、家庭問題、身体疾患や精神疾患を訴えて相談や受診に来るクライエントやその家族の陰には、アディクション問題が隠れているかもしれません。そうすると、ただ表面上の問題を解決するだけでは、根本解決にはならず、また問題は繰り返すことになります。
支援をするにあたってアディクション問題が関係しているか否かを知るためには、「アディクション問題」について、正しい知識を身につけておく必要があります。本書はアディクションとアディクション問題を正しく理解する基礎となる知識と基本的な支援に的を絞り、多忙な支援者が短い時間で理解でき、普段の業務に活かせる内容となるよう注力しました。

いきなり事例!!感覚的にアディクション問題をとらえる!


第1章では、突然アディクション問題に悩む人たちの語り(エピソード)が始まります。まずは説明なしに、そのエピソードを読むことで、読者の中にそれぞれのアディクション像が浮かび上がってきます。2章以降は、エピソード内にちりばめられた伏線を回収していってください。
「あのエピソードの内容は、このメカニズムが原因だったのか」
自ら気づくことで、理解が深まります。そして、1章で浮かべたアディクション像を、2章以降の知識をもって時に強化し、時に修正しながら読み進めることで、本書を読み終わったときには、アディクションについての正しい知識が身についているはずです。

アディクション問題を知るならば、この一冊!まずは本書をお勧めします!