J-MELS 母体救命 Advanced Course Text 改訂第2版

¥ 14,300 税込

商品コード: 978-4-86719-082-1

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J-MELS 母体救命 Advanced Course Text 改訂第2版 J-CIMELS公認講習会【電子版】
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母体救命の集大成


重症化した母体に対応する医療従事者に向けた、母体救命のバイブル、改訂第2版。


日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)の公認講習会「J-MELS Advanced Course」 のオフィシャルテキスト。


産婦人科医に限らず、周産期に関わる麻酔科医、救急搬送に対応する救急医、産科危機的出血に対応するIVR医、重症化した母体に遭遇する助産師・看護師など、妊産婦に関わるすべてのメディカルスタッフへ。


母体救命に必要な多領域のスキル(S)、どんな重症母体にも対応できる普遍的な診療アプローチ(A)、医療チームとして最大のパフォーマンスを発揮するためのマネジメント(M)を網羅し、各種ガイドラインに基づいた各分野エキスパートにより構成された「母体救命」のための必携の一冊。




スキル(S)

迅速検体検査(POCT)やエコー検査(FASO)、産科危機的出血のための補充療法と合併症対策、止血術、IVR、ダメージコントロール戦略などを詳述し、アナフィラキシー、けいれん、重症化した産科疾患に加えて、麻酔と麻酔合併症、脳卒中、心血管疾患、敗血症、呼吸不全、自殺企図、妊婦外傷など、多領域を広く網羅している。妊娠終結の考え方もわかりやすくまとめている。

産婦人科ガイドライン2023、日本蘇生協議会ガイドライン2020、脳卒中ガイドライン2021、日本敗血症診療ガイドライン2020、アナフィラキシーガイドライン2022、周産期心筋症診療の手引き2019、てんかんガイドライン2018、など、数多くの最新ガイドラインに基づき、実践的な内容が記載される。

アプローチ(A)

疾患の種別(産科疾患、内因性疾患、無痛分娩合併症、外傷など)によらず、すべての重症母体に使用できる普遍的な診療アプローチをPrimary SurveyのABCDEF(P)として整理されている。新たに、近年問題となっている自傷・自殺企図にも対応できる精神ケアの初期対応も含まれる。

妊婦心停止のためのBLS、ALSは日本蘇生協議会ガイドライン2020に準拠し、具体的なポイントが記載されている。

マネジメント(M)

効率的なチーム医療を実現するために必要なマネジメントやノンテクニカルスキルを、Medical Resource Management(MRM)として整理し、教育可能な形式知として扱っている。医療安全を含む母体救命のための医療の質向上に向けて必要な、振り返りや備えについても扱われている。

その他の特徴

模擬症例により具体的な診療の流れが理解できる。付録として、妊婦・授乳婦に対する薬剤や被ばく、胎児の発育についても扱われている。