救急医学 2018年1月号
国民保護法と救急医療
緊急対処事態に備えて
- 定価 3,080円(税込)
- 第42巻第1号
- B5・128ページ
- 雑誌コード 02911
- ISSN 0385-8162
特集 国民保護法と救急医療;緊急対処事態に備えて
【Guest editor】防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門 齋藤 大蔵
総論
国民保護法と救急医療;特集巻頭言にかえて
防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門 齋藤 大蔵
防災と国民保護
戸田中央医科グループ災害対策特別顧問 野口 英一
国民保護法における組織の対応
日本赤十字社における国民保護;国民保護業務計画と平時からの取り組み
日本赤十字社事業局救護・福祉部健康安全課 仙波 希予志 他
警察における国民保護措置
日本大学危機管理学部 河本 志朗
CBRNE災害に対する消防活動
有限会社報恩会/元・東京消防庁防災部 伊藤 克巳
国民保護法における自衛隊救護活動
防衛医科大学校防衛医学講座 清住 哲郎
CBRNEテロに対する緊急対処
化学剤大量曝露の緊急対処
環境省大臣官房環境保健部環境安全課環境リスク評価室 中村 勝美
生物テロへの緊急対処;米国の最新対応と韓国MERSアウトブレイクから学ぶ
元気会横浜病院 箱崎 幸也 他
放射線緊急時の初動対処
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 明石 真言 他
核兵器による高高度電磁パルスの脅威
株式会社エヌ・エス・アール/元・陸上自衛隊化学学校 鬼塚 隆志
大規模イベントに対する爆弾テロに関する救急救護のあり方;ボストンマラソン爆弾テロの事例を参考に
内閣官房国際感染症対策調整室・新型インフルエンザ等対策室 長谷川 学 他
事態対処医療
日本の事態対処医療
日本医科大学大学院医学研究科救急医学分野 布施 明
ハートフォードコンセンサス;米国における銃乱射・大量殺傷事件の初動対応と負傷者の救命率向上
防衛医科大学校病院救急部 吉村 有矢
事態対処外傷救護
防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門 関根 康雅
●連載
救急医四方山話
失敗は恥ではない!
東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座救急医学分野 久志本 成樹
私の心に残る1例
肝外傷とガーゼパッキング
堺市立病院機構 横田 順一朗
このセンター,その地域
救命救急センター紹介;国立病院機構熊本医療センター救命救急センター
消防の声;熊本市消防局
医師会の声;熊本市医師会
●原著論文
敗血症の新・旧定義など諸因子による腹部感染症術後の転帰予測
下関市立市民病院外科 吉田 順一 他